テキストサイズ

Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第14章 私……女優よ?②

玄関先で理彩子を抱く理由も無くなり
ベッドの上でゆっくり愛し合った。


「じゃ、私、帰ります」


結婚を約束した俺を相手に
いやにあっさりしていないか?


「もう少しだけ一緒に居ないか?」

「ぇッ?まだ続きがあるんですか?」


続編のことか。


映画なんて口実にしなくても
俺はいつだって理彩子を抱きたいのに。


「考えておくよ。俺と理彩子の……」

「ぁッ、じゃあ私、クランクアップですね。
お疲れ様でした」


……演技だったのかよ。


理彩子……おまえは相当な迷女優だよ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ