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第15章 家庭教師ですがターゲットは教え子の父親

「ですが、章介にとっての如月先生……
如月さんは教える側なので」

「それはもちろん、章介くんには
“先生”と呼んで頂いています。
しかし、私はお父様の先生では
ありませんので」

「確かに。こうして酒を一緒に飲んで
いますしね。ちなみに僕も如月さんの
父親ではありませんが」


ちょっとしたジョークを口にする。


「ぇっと……では“お父様”ではなく
“知哉さん”とお呼びしてもいいですか?」


そこは苗字だと思ったが……


「章介が居ない所でしたら……構いません」


正直、悪い気はしない。

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