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第19章 もう一つの高校の思い出①
しかし、乙女心には鈍感かも。
そもそも乙女心という発想が今時じゃなく
女性経験がないことを物語っている。
『教えろよ。俺のどこが鈍感なんだ?』
『理人がバスに一人って知ってて
戻ってきたんだよ。それで……察してよ』
『俺と二人きりになりたかったとか?
嘘だろ。信じられん』
あれだけモテる理彩子が
普通も普通、中の中の俺に好意があるとは
思えない。
『証拠を見せたら……信じてくれる?』
『見せれるものならな……って、おいッ!』
そもそも乙女心という発想が今時じゃなく
女性経験がないことを物語っている。
『教えろよ。俺のどこが鈍感なんだ?』
『理人がバスに一人って知ってて
戻ってきたんだよ。それで……察してよ』
『俺と二人きりになりたかったとか?
嘘だろ。信じられん』
あれだけモテる理彩子が
普通も普通、中の中の俺に好意があるとは
思えない。
『証拠を見せたら……信じてくれる?』
『見せれるものならな……って、おいッ!』
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