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掟破りな恋をしよう。

第1章 最低な出会いは、運命の出逢い。








「今日から本当にここで働くんだ…。」






目の前にそびえ立つビルを見上げながら
私、豊田 未来(とよだ みく)はそう呟いた。


今年大学を卒業したばかりの私は
今日から新社会人になる。
着慣れないスーツや履き慣れないパンプスに
少しぎこちなさを感じながらも、自分が
社会人になったという事を改めて実感していた。


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