
掟破りな恋をしよう。
第3章 彼と共に、恋を知る。
「神咲さん、私も…………
ずっとずっと神咲さんの事が好きでした。
最初はただの憧れって存在だけだったのに
一緒に仕事をしていく内にどんどん惹かれていって…
気が付いたら、好きになっちゃってました……。」
私がそう言うと、神咲さんは
私の頭をポンポンと撫でた。
「………うん、知ってる。」
「へっ…………!?!?」
少しいたずらっぽく微笑む神咲さん。
やっぱり気付かれちゃってたのか………。
私ってなんでこんなに自分の気持ちが
表情や態度に出やすいんだろう…。
自分が嫌になっちゃうよ…………………。
