
Our Destination
第9章 きっと私、あの頃には戻れない
「でも、ほんとに楽しかった!悠輔くんに教えてもらったからだね、ありがとう!」
「いやいや、そんなことないよ!でも、楽しめたなら良かった!」
「うん、またしてみたいなー」
帰り道、話しながら歩く
「え?ほんと?」
悠輔くんが立ち止まり私を見る
「うん、ほんとに楽しくて…またやってみたい」
「じゃあさ、今度一緒にいこうよ!2週間後の公演あいてるみたいだし!」
悠輔くんは、今日の脱出ゲームの最後に紹介されてたコラボとかではないやつに行ってみようと誘ってくれた
「え?いいの?」
「俺もやりたかったし、玲佳ちゃんとやったら楽しいと思うからさ!いこうよ!ね?」
「うん…いこ?」
「よし!じゃあきまり!この日開けといてね!チケットは俺とっておくから!」
「わかった、よろしくね?」
この日も私の部屋の前まで送ってくれた
「はぁ…約束しちゃった…ふたりで出かけるってことだよね…」
部屋に入り、独り言が出てしまう
昨日ライブのあとに飲みに行っただけでも幸せだったのに、まさか今日も一緒とは
悠輔くん、いい顔してた…
すごく楽しそうだった
それを見れるだけでよかったのに、次の約束までしちゃうとは…
あの感じだとふたりきりで行くことになりそうだなら緊張するな…
デートってことになるのかな…
いろんなことが頭を駆け巡って何も手につかなくなり、結局明け方まで眠れなかった
「いやいや、そんなことないよ!でも、楽しめたなら良かった!」
「うん、またしてみたいなー」
帰り道、話しながら歩く
「え?ほんと?」
悠輔くんが立ち止まり私を見る
「うん、ほんとに楽しくて…またやってみたい」
「じゃあさ、今度一緒にいこうよ!2週間後の公演あいてるみたいだし!」
悠輔くんは、今日の脱出ゲームの最後に紹介されてたコラボとかではないやつに行ってみようと誘ってくれた
「え?いいの?」
「俺もやりたかったし、玲佳ちゃんとやったら楽しいと思うからさ!いこうよ!ね?」
「うん…いこ?」
「よし!じゃあきまり!この日開けといてね!チケットは俺とっておくから!」
「わかった、よろしくね?」
この日も私の部屋の前まで送ってくれた
「はぁ…約束しちゃった…ふたりで出かけるってことだよね…」
部屋に入り、独り言が出てしまう
昨日ライブのあとに飲みに行っただけでも幸せだったのに、まさか今日も一緒とは
悠輔くん、いい顔してた…
すごく楽しそうだった
それを見れるだけでよかったのに、次の約束までしちゃうとは…
あの感じだとふたりきりで行くことになりそうだなら緊張するな…
デートってことになるのかな…
いろんなことが頭を駆け巡って何も手につかなくなり、結局明け方まで眠れなかった
