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瑠衣ちゃんが息を吸い・・・・





静かに歌い出すと・・・・・。




さっきまでのブーイングが嘘の様に静まる・・・・。







ヤバい・・・・。






すげぇ・・・。






綺麗な歌声が会場の客を黙らせ・・・・。






その歌声に皆吸い込まれるようにステージを見つめた・・。







「な・・・なに・・・・？」







タバコを吸いに行こうとした修平が手に持っていたタバコを落とし言葉を詰まらせた。







鳥肌ものだ・・・・。







すげぇ・・・。








まるで自分の歌のように






物真似でもなんでもなく・・・・・。






会場全ての人間が瑠衣ちゃんの方を見て






ただ呆然とその姿に見いっていた。