
Forbidden love~大好きになりました
第18章 意外な才能、そして意外な繋がり
淳said
「なんか凄い綺麗な歌声が聞こえる・・・・。」
実家の縁側で俺が煙草を吸っているとビールを持って来た凛がそう言って俺の横に座った。
耳を澄ませなくても聞こえてくる歌声。
「今年のお祭りは結構有名なミュージシャン呼べたって近所の人が言ってたわよ(笑)」
お袋がその後ろに座り麦茶を飲む。
「石垣に??」
俺が振り返って言うとお袋は笑って頷いた。
「せっかく凛ちゃんが来てくれたんだからお祭り行ってきたらいいのに(笑)」
・・・・・。
そう・・・。
俺の彼女は蓮見凛。
知らない奴等はsecretをお読みください(笑)
俺の隣に居る凛は笑って俺のグラスにビールを注ぎ・・・。
「淳疲れてるなら無理しないで良い(笑)」
・・・・・・。
「・・・じゃぁ・・・これ飲んだら行くか・・・・。」
最近凛と距離が出来てしまった気がする。
お互い忙しかったせいか・・・。
でも凛は仕事が終わったその足で石垣に来てくれた。
