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教室では目立つ・・・。






そう思い奴を連れてきたのは屋上。






コイツが話したいことなんて・・・分かっているから。






俺は屋上の柵に手を掛けて煙草を出した。







すると・・・美月も胸ポケットから煙草を出し火をつけた。








「名前なんだっけ？」








美月はさっきまでの荒々しさはなく・・・穏やかに聞いて来た。







・・・・・。







「上原湊・・・お前は葉月美月？」









美月は笑いながら煙を吐き・・・。








「月が二つ！・・・ふざけた名前でしょ？(笑)」








・・・・・・。








「でーー・・・なんなの？俺と話す事ってある？」









俺が笑いもせず言うと美月は・・・・。









「湊は・・・高校出たらどうすんの？」








・・・・・・。








「内定貰ってる・・・。普通に働くよッ・・・」









美月は笑って・・・。










「じゃぁ・・・姉貴とはもう住む世界が違くなるね？？(笑)」









・・・・・・・。