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Forbidden love~大好きになりました

第23章 姉弟






湊said






美月は・・・。






姉貴が大好き。






俺と同じくらいの身長で俺をジッと睨みそう言った。







「・・・・血が繋がってないからか?・・・・」







俺がそう言うと美月はニカッと笑い・・・。







「なんだ!!知ってんじゃんッ(笑)でも、お前らみたいなイヤらしい気持ちはないッ!姉貴と一緒にいたいんだッ!」








きっと俺・・・・。








こんな形で出逢わなかったら・・・。







コイツと仲良くなれた気がした。








「(笑)・・・正直さー・・・今お前が言った通り・・・今の俺には何もないし・・・ただの・・・バカだけどーー・・。」








俺はポケットに手を入れて何も隠さないでそう言った。







だって仕方ない。







今はどんなにバイトをしても・・・稼げるのは限度があって・・・。








瑠衣がもし・・デビューしたら・・・。







俺なんて鼻くそ程度(笑)







俺は下から美月を見た・・・。








「でもさ・・・5年!!・・・・・」







そうだ・・5年・・・。








美月は???な顔をして俺をじっと見た。









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