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Forbidden love~大好きになりました

第5章 お願い






「2カ月前に・・・付き合ってた人が出てったの・・・。」







・・・・・・。






は?






女の背中を摩る手が止まった。








女は涙を拭きながら俺の顔を見て・・・・。









「忘れられないの・・・・。大好きだったのに・・・お金とか家具とか全部持って逃げられたの・・・。」







・・・・・えーーーっと・・・・・。







えっとー・・・それって・・・。







女は拭いても溢れてくる涙をまだ拭きながら話し続けた。










「だからね・・・忘れたいけど・・・・でも・・・頭から離れなくて今も頭の中に大輔がいるの・・・。」







大輔だとッ????








って・・・








俺はそのーー・・出て行ったバカな大輔って奴の代わり??








「ごめんね・・あの・・・」









代役???








沸々と湧き上がってくる虚しさ。










でも女は俺の首に手を回し・・・・。









「忘れたいッ・・・・////お願いだから・・・・今夜だけで良いから忘れさせてほしい・・・・」










・・・・・////////











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