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テントの中でなんとやら

第2章 謎の生物

 俺の名前は矢崎コウヤ。

 スーツアクターをやりながら、実はマイナープロレス団体でレスラーをやっている。

 今日は、彼女に別れの引導を渡すためと、幻の存在、妖精ティンカーベルを捕まえるため、山に入りキャンプをしている。

 ここに滞在出来るのは、日の出まで。それまでは、1分1秒も油断は出来ないが、残念なことに、外はゲリラ豪雨。

 見付かる可能性はかなり低い。

 街中で、自然のカブトムシを探すようなものだ。

 貞子はプレゼントを持って、たったいま、帰った。大丈夫。プレゼントの1つに小型GPSを入れてる物があるため、貞子もスクープの1つとしてカウントしてある。

 貞子は、俺がプロレスをやってることは知らなかっただろうなぁ。

 しかし、御札の力はすげぇ。なんせ、あの貞子が、怨霊なだけの、ただの女になっちまったからな。

 さあ、俺のUMAハンターの歴史は始まったばかり。

 前回見つけたツチノコは、ウサギを飲み込んで、腹一杯になったシマヘビだったからなぁ。

 天狗を捕まえたと思ったら、ものすごいわし鼻の山伏だった。

 小さなネッシーだと思ったら、湖に、全裸で背泳しているAV男優だった。

 ヒマラヤの雪男かと思ったら、平山雪男(ひらやまゆきお)さんだったんだ!

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