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元デリヘル受付嬢☆お仕事奮闘記

第2章 イタ電

デリヘルに電話をかけてくる人は、当然ながらHな事を目的にかけてきます。


しかし、その欲求を剥き出しにして電話してくる人は、殆どが冷やかしだったり…(私調べ)


RRR


電話が鳴ったら、遅くても3コール以内には取るようにしています。
と言っても、小さな事務所。
基本一人でしているので他の電話に出てると、かなりお待たせしちゃう時もあるけど(^-^;


「もしもし」


店の名前は言いません。


例えば名刺なんかを発見した奥様や彼女サンなんかが掛けてきてる場合も、無きにしもあらずでしょ?


そういう場合にも対応出来るようにしなきゃなのです( ・`д・´)


『もしもし。○○(店名)ですか?』
「はいそうです」


予約の電話なら、ここで本題に入ります。


『今日遊びたいんやけど』
「ありがとうございます女の子はお決まりですか?」


…ってな感じ。


が、イタ電は…


「もしもし」
『…今日遊びたいんやけど』
「ありがとうございます女の子はお決まりですか?」
『いえ…』
「どういったタイプか、ご希望はありますか?」
『……か?』


いきなり小声。


??


「声が聞き取りにくいので、すみませんが、もう少し大きな声でお願いします」

『AFって何ですか?』

出たよ…

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