Secret2
第4章 男の園での最初の事件
エレベーターホールに行き下に向かうボタンを勢いよくグーで叩いたッ!!!
「おいっ・・結城・・ちょっと待てって!!」
淳君が走ってきて私の肩を掴む・・・。
「触らないでッ!!!!・・・・なんなの??」
「ごめんっ!!!でもちょっと待てッ!!!!」
「・・・私が悪いの?」
エレベーターが来るまで沈黙・・・・。
私はまた自分の体をギュッと抱き・・・・。
体の震えを抑えた・・・・。
すると・・・。
「結城っ・・・ちょっと待てっ!!」
涼が慌てて走ってきた・・・・。
「・・・・・なんであんなこと言われなきゃいけないの?私が悪いのっ?襲われた私が悪いのっ?」
初めて・・・大きい声で怒った・・・・。
2人は何も言わず私の顔をただ驚いた顔で見ていた。
男と二人になったら・・・何かされたら女が悪いの?
そんなのっ・・!!
男のエゴじゃないッ!!
私はエレベーターが到着すると直ぐに乗って・・ボタンを押し、
ドアを閉めるとドアの向こうには・・・。
少し困った顔をした涼の顔が見えた・・・・。
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