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Secret2

第1章 新たな関係~初日








『では・・えーー・・・(笑)皆さんお待ちかねと思います・・。本日より、短期間ですが女性のスタッフが加わりましたので・・・』






その瞬間ザワザワ・・・






はぁー・・・苦手ー・・こういうの・・・






ショーとかは大丈夫なんだけど・・・・。






『堂本の方から紹介をお願いします・・・(笑)』





「結城さん・・行きましょうか(笑)」






「行くっ??」







「前に・・・(笑)」






へっ?!






こっ・・・・ここじゃないんっすか・・・(笑)





祐ちゃんは笑って私の腕を掴み・・・一緒に立ち上がった・・・。





チラッと・・涼を見ると・・・





二ヤっと子供みたいに淳君と笑って・・・・・・





私は口を尖らせ・・祐ちゃんの後を付いて行った・・。





司会者さんの横に立って・・・皆の視線が痛い・・・(笑)








引きつり笑い・・・・(笑)







『今、ご紹介頂きました・・今日からアルバイトですが10階で働いていただきます・・橘結城さんです。彼女はモデル業もございますので、フル出勤はしませんが、主に雑務や、接待に対応していただきます。女性が一人という状況でございますので、スタッフ陣の皆様にもご配慮頂きます様お願い致します・・・。』







か・・・完璧な・・・紹介でございます~ッッッ!!!!






・・・私何も言うことはございませんーーーッッッ!!






私が固まってると・・・






祐ちゃんはにっこり笑って・・





マイクを渡してきた・・・。






「一言で構いませんよ?(笑)」





優しく言う・・・。





「・・・あの・・・」






すると・・・。






「結城ちゃーーん・・・かっわいいーー(笑)」







奥からそんな声が・・・。






うッ・・・。








冷やかしが・・・。








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