 
Secret2
第5章 仲間
湊said
結城さんは俺の方を見て・・・。
「あの・・・直樹のお兄さんと昔揉めたって聞いたけど・・・・。」
・・・・・・。
あ・・・。
「はぁ・・・あぁ、そうです(笑)アイツの兄貴と同じ高校でした・・・・。」
思い出したくない・・・嫌な思い出。
俺が顔を伏せると・・・。
「・・・ごめん、・・・嫌なこと聞いちゃったッ!!・・・ごめんね・・・。」
・・・・・・。
「いや、・・・もう5年前の話なんで(笑)・・・・大丈夫ッ!!!」
昔を思い出すのは・・・・
俺にとってスゲェ・・・。
きついんだ。
「結城さん・・・何かあったら直ぐに・・・・涼さんに言ってくださいね(笑)絶対隠さないで・・・・。」
それは・・・
俺の願いだったりする。
結城さんはニッコリ笑って・・・。
「ありがとう・・・・(笑)」
そう言った。
 
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