Secret2
第17章 正体
店頭まで副店長さんが見送ってくれた・・・。
「結城さん・・・美晴さん、結城さんの事すごく気にかけられてたので・・・・。」
「・・・・・・。」
「もしよかったら連絡してあげてください・・・(笑)すごく喜ぶと思うから・・・。」
・・・・・・。
「わかった、・・・ありがとう・・・(笑)」
美晴さん、体調崩したって・・・・・。
やっぱ・・・あれだよね・・・。
何か心配だな。
店を出るとお兄ちゃんはショッパーを手に持ち・・・。
私はお兄ちゃんの顔を見た。
「お兄ちゃん・・・・あのぉ・・・」
「・・・(笑)・・・少し早いけど・・・クリスマスプレゼントってことにしようか??(笑)」
「・・・・でも・・」
「いいんだよ??(笑)その指輪にも・・・似合ってるし・・・」
「・・・・ありがとう・・・(笑)」
・・・・・・。
私はもう一度お兄ちゃんの顔を見た。
「どうした???(笑)」
お兄ちゃんは優しく笑う・・・。
・・・・・・。
「あの・・・あの、お兄ちゃん・・・・あのね・・・・」
もしかしたら・・・美晴さん・・・・。
お兄ちゃんに電話をするかもしれない・・・。
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える