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地味に甘い君

第25章 神頼み?!縁結び!?


うけると言われても…


俺は楽しそうに笑う赤羽の横顔に「ムカつく」と呟き歩きだした。


それにしても――――…相変わらず赤羽は綺麗な顔で…ため息が出る…


一緒に歩くと…なんたが申し訳なくなる…


純弥さんといい赤羽といい…


顔の綺麗な血縁なんだと思うが…世の中不公平だと…つくづく思った。


「ん?な~に?ヤマト君?」



「いや……不公平だなぁ…って思って…」



「は?――――意味不明…」



俺の気持ちなんて分かってないであろう赤羽は鼻唄を歌いながら俺の隣でご機嫌である。


「あ――――…ヤマト君、あそこ!」


いきなり呼び止められ、ふと赤羽の指差す方を見ると、神社があった。



「こんなところに…神社?」


「何度か通った場所なのに…今まで気がつかなかった!ねぇ、ヤマト君行ってみない?」



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