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子宮は淫らな精子の女王

第14章 【4月8日午前3時03分】

一通り精液を出し切り

女性陣も疲れてきたころには

ミヤコの前にあるプラスチックの容器には

みんなの精液がいっぱいにたまっていた

そこに6本、タンポンが落とされる

女性の経血を吸うためのものに

男性の体液を目いっぱい吸ったら

頃合いを見計らって全員がそれを引き上げる

「ミヤコちゃんの妊娠と将来を祝って」

精液を吸ったタンポンを彼女たちは自分の性器に挿入した

それで会はお開き

その場で抱き合って寝始めるペアもいれば

帰り支度をする人もいた

ほのかと一瞬、目が合う

僕たちは何も言わずに、ホテルを抜け出した

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