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ドSメイドは基本普通の子

第1章 憧れと現実


「そうですね…三ノ輪 和歌子さんから……三ノ輪…みわちゃん…わこちゃん…すみません!どれも可愛くて決められません!」



「も~しっかりしてよ店長~!みわって可愛いんじゃない?美羽(ミワ)!美しい羽で、美羽!」



私は“美羽”と呼ばれ胸がときめいた!


三ノ輪も和歌子も…田舎臭くて自分の名前だと言うのにど~しても好きになれなかった


だけど!


三ノ輪から“美羽”へと可愛らしく名前を連想してくれた店長と決めてくれた欄さんに感謝しかなかった!



「どうですか?もしかして…付けたいお名前があったとかですか?なら、すみません!でしゃばって、本当にすみません!」



店長が私の反応をあたふたしながら見守る!


「///あっ、いえ!“美羽”!いいです!すごく嬉しいです!ありがとうございます!店長さん!欄さん!」



「///ヤバい――――…美羽ちゃん…めっちゃ可愛い!」



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