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ドSメイドは基本普通の子

第11章 異国の美的感覚!?


クリスさんは私の手をグイッと掴むと引き寄せた。


――――お!?外人はスキンシップ多いもんなぁ~!グイグイ来るなぁ…



「美羽――――…オ願イガアリマス。私二――――…」



「///おい!美羽…ちゃんから離れろ変態外人!」



――――至近距離で私にお願い事をしようとしていたクリスさんを後ろから一喝したのは向こうで接客中だった宮ちゃんだった!



――――あ、宮ちゃん?



「あんたも!何でここまで急接近されて無表情でいられるんだよ!嫌がれよ!」



――――あ~だって、お願い事が有るみたいで…



「何?――――だから、怖いってその無表情!ご主人様も、節度をもってメイドと遊べよ!」



――――宮ちゃん!言い過ぎだよ!言い過ぎ!




「///oh!o~h!ビューティフルガール!私ノ願イ――――!」



――――ん?



クリスさんは私の手を強く握っていたが宮ちゃんを見た途端にパッと手を離した!



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