テキストサイズ

ドSメイドは基本普通の子

第19章 バレンタインの甘い罠


これ以上は…本当にヤバい――――


早島の頭には一応…ブレーキが準備されていた…


しかし――――…


媚薬で制御の効かない和歌子のおねだりは早島にとっては計算外のなにものでもない!


「和歌子さん――――…あっ、和歌子…さ、ん…」


早島は和歌子の口づけをやんわりと抱きしめ回避する。


唇が離れると…早島と和歌子の間に甘いチョコの香りが二人を包んだ。




「ハァハァ…///ハァハァ…店長…もっと…食べたい…」



離れた唇から…甘い香りと共にイヤらしくもヨダレが一筋…和歌子から流れる――――…


もっと、もっと――――と、おねだりするのはチョコなのか…それとも、自分のキスなのか…


早島は自分の口の中に広がる甘い唾液をゴクリと飲み込んだ。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ