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ドSメイドは基本普通の子

第3章 何故か…ファンが!?


私は深呼吸して正座をしてしているお客様を見下ろす――――…


店員が客を見下ろすって…いいのか?これで…



「お待たせしました――――…


私は新人です…お客っっ…ご主人様の意向など検討もつきません――――…」



私が喋り出すと客は食い入るように私を見る


「ですので…ご主人様が私にどんな事をしてほしいのか…聞きます――――…出来るだけ要望には答えたいと思いますが…無理なものは無理とハッキリと言いますのでご了承ください」



私は緊張と動揺が重なり…無表情でその台詞を言い切った


すると――――…私の周りにいた客は「「はい!」」と、興奮して答えていた…



「――――では、手前のご主人様から…」



私は手前にいた眼鏡の男性を指名した――――…



するとその人は飛び上がる勢いで立ち上がると私の足元に膝まずいた!



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