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健康診断

第2章 健康診断始まり

〜二年教室〜


名前を呼ばれて教室に入った

白いカーテンの向こうに待っていたのは
20代後半ぐらいの若い男の先生。

「こんにちは、
この部屋ではクリトリスの
検査をするからね。
少し恥ずかしいかも知れないけど
とても大切な検査だから頑張ろうね?」


嘘でしょ。
え?嘘だよね?
こんな検査あるの?


「す、すみません、
少し体調が悪いみたいなので
早退したいんですけど」

と私は仮病を使った。


「そうですか、
それなら後日病院まで来てもらって
再検査となりますので、
日程なんかは保健の先生に聞いて下さいね」


「さ、再検査?」

どっちにしろ逃げられないのか

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