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二人のキセキの物語 MN

第3章 出逢いの二人3 潤くん



「あー、また “ 相葉さん ” って言う・・・雅紀って呼んでよ、って言ってんのに」
「え・・いやいや、相葉さんの方が年上だし 呼び捨てはちょっと・・・」

「だって、それじゃいかにも他人行儀じゃん。せっかくこうやってお近づきになれたのに。
あ、じゃあ “ まーくん ” は?それなら呼び捨てじゃないからいいでしょ?」
「 “ まーくん ” ・・・何か恥ずかしいんだけど・・///」


オイ、ちょっと待て!
まーくんってのは、お前が付き合う女の子の中でも
特にお気に入りの子にしか許さない呼び方だろ

もしかして、お前 ニノの事が好きなのか?
俺の方が先にニノと知り合ってんのに
後から割り込むつもりか?


後ちょっとのところでそんな風に口走りそうになって
慌てて口を噤んだ


さっきから 俺何だかおかしいぞ
一体どうしちゃったんだよ・・・




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