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二人のキセキの物語 MN

第39章 始まりの二人2 ニノ


2-3

俺の視線が潤くんの背後に向いたのを見た潤くんが
振り返って

「わぁっ!」

って声を上げる


「な、何だよ、お前」
「あ、スミマセン 
何か冷たいなぁと思って見てみたら
中に着てたTシャツも濡れてたんで 脱いじゃいました」

「ハァ?・・分かった、何か着る物貸してやるから ちょっと待ってろ」


潤くんが慌てたように廊下の奥に消えていく
それを見送った後輩くんが
俺の方に向き直り にっこり笑った






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