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二人のキセキの物語 MN

第40章 始まりの二人3 潤くん



「ごめん・・気づかなくて・・・」
「・・・・・・」

「お前がダメなんじゃないよ・・・お前は良いヤツだ。
だけど・・・俺にとっては可愛い後輩でしかない」
「あの人は・・・あの人のどこが好きなんですか・・・」

「どこ・・・かな・・・」


ニノはいつも 温度が低目で 
熱中するのはゲーム関係のことぐらい
だけど、仕事になるとスイッチが切り替わって
誰にも真似できないような 素晴らしい演技をする

考えてる事をあんまり言ってくれないから
どうしたらいいのかよくわからない時もあるけど
それでも俺に向けてくれる笑顔が嬉しくて
拗ねてるところも可愛くて
喜怒哀楽、全部隠さずに俺に向けてよ、って思うんだ



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