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二人のキセキの物語 MN

第40章 始まりの二人3 潤くん



「何で黙って帰るんだよ」
「・・・・・・さっきのアイツ・・後輩は・・・」

「だから、アイツは用事があってちょっと寄っただけだって。今駅まで送って来たから
「あ・・・そうじゃなくて・・・話・・聞かなかったの?」

「話って?」
「・・・・・・」

しまった、って顔でニノが目を逸らす

「何?」
「何でも無い」

「何でもないワケねぇだろ、言えよ」
「・・・・・・」


あっちもこっちも素直に言わないで
手間のかかるヤツばっかだな




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