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二人のキセキの物語 MN

第41章 始まりの二人4 ニノ


4-3

「ニノ・・・、もしかして ホントはそう言う事シたくない、って思ってる・・・?」
「え?あ、・・イヤ・・・そんな事は・・・」

「俺、ニノが男同士でスルのなんて嫌だっていうなら
無理強いはしないよ。俺はニノの気持ちが一番大事だから」
「・・・そんな事、無い・・けど」

「マジ?無理しなくていいよ?」
「無理なんかしてないって・・・」

「じゃあ・・・今度はちゃんと用意するから
その時・・・良い?」


恥ずかしさに耳が赤くなるのを感じながら
こっくりと頷く

現金な事に、俺の事を大切に想う気持ちを
ハッキリ言葉にしてもらった途端
俺の機嫌はかなり上向きになっちゃってる




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