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二人のキセキの物語 MN

第43章 始まりの二人6 ニノ



「ここはクラフトビールが売りだから。何にする?」
「あ・・いえ、僕はソフトドリンクで・・」

「おいおい、ここの店ほど旨いビールを出す店はなかなかないんだ。せっかくだから1杯ぐらい・・・そうだな、バーレイワインがいいだろう、これがまた格別で。」
「え・・・いや、あの・・・この後 ちょっと約束があるので・・」

「大丈夫、帰りもちゃんと送るし、それにビールだぞ。1杯飲んだぐらいじゃ酔わないだろう」
「じゃあ・・・ホントに1杯だけ・・・」


駅裏を更に脇道に入ったところにあるその店は
表には看板も出ていなくて
ホントに知る人ぞ知るって感じのバーだ




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