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二人のキセキの物語 MN

第52章 遠距離の二人4 潤



「万が一、そんなオファーがあったとしても
俺は 別に海外でやりたいワケじゃないから日本に居るよ。
大体この仕事だって ホントに受かるなんて思ってなくて
記念受験みたいなつもりだったのに」

そんな事を言って笑うカズに

「ダメだよ、ハリウッドなんて、いくら日本で名が売れても
自分が出たいからって出れるもんじゃないんだから。
もしもそんな声が掛かったら絶対行くべきだ」

なんて言ったけど

それは俺のホントの気持ちなのかな





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