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二人のキセキの物語 MN

第52章 遠距離の二人4 潤


4-3

「じゃあ 行ってくる」
「うん、日本を代表して演技するつもりで頑張れよ」

「あはは・・それは主役の人に言ってよ。
俺には誰も期待してないから 気楽にやるよ」


いよいよカズが旅立つ日
俺は仕事で見送りに行けなかったけど
電話で少しだけ話す事が出来た

相変わらずカズは飄々としてるっていうか
肩の力が抜けきってて

“ いや、もう少し緊張しろよ! ”

なんて、俺の方が力んでしまう





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