テキストサイズ

二人のキセキの物語 MN

第54章 遠距離の二人6 潤



今日は雅紀と一緒の仕事だった

幕張メッセでのショーを終えた後で
是非是非というご両親のお言葉に甘えて
雅紀の実家でご馳走になってる

雅紀がいつも自慢するように
麻婆豆腐も餃子もフカヒレスープも
どれも頗る美味い

それなのに、気が付くと俺は 
ため息を吐いてばかりいるみたいだ

向かいに座る雅紀が 心配そうに俺を見てる




ストーリーメニュー

TOPTOPへ