テキストサイズ

二人のキセキの物語 MN

第7章 出逢いの二人7 潤くん



「お、俺も違うよ?そりゃニノの事は好きだけど、
それは松潤の事を好きって言うのと同じ好きだから。
俺が言ってるのは、ほらこの前言った 蜷川監督との噂のこと・・・」
「・・・それ、マジ話なの?確証なんて無いんだろ?」

「そりゃそうだけど・・・。監督、ニノの事すごく気に入ってて
自分の作品にしょっちゅう使うのは勿論だけど、
仕事以外でも自宅に呼んだりして
脚本段階から意見を聞いたりもするんだって。
ニノが嫌だと言えばスタッフの人選だって左右するらしいよ」
「だから・・それは単なる噂だろ?」

「まぁ、そうかも知れないけどね。でももしも本当だった場合
本気で好きになったりして、辛い想いするのは松潤だから、さ」
「あぁ・・・大丈夫だよ、そんな事にはならないから」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ