テキストサイズ

『ま゜』

第2章 魔界街

(お手伝い……まかせてください。私は家政婦ですから、お手伝いでもなんでもいたします)

“いや……これが、家政婦の仕事になるのかどうかだが……さて、それぞれのゲームの舞台に1つだけ、ゲームを有利に進めるために、お主が希望するものを……”

『も"う*り゜め"い'じん゜(高橋名人を助っ人に……)』

“いかんいかん! あんなのは呼べんわ。6つあるうちの1つを選びなさい。ただし、1度選んだものは、2度とは使えないからな。まずは、この魔界街を最終ステージまでクリアすることが条件だ。鎧の男と力を合わせ、モンスター達を倒しながら進むのじゃ。あの男の武器は無限に出るヤリのみ。だが、モンスターや、ステージにあるアイテムから武器を変えることも出来る。さて、お主に選んでもらおうか”

 ゲームの神が用意した援助するためのオプションは、この6つ。

 クリア面数を減らせる。

 自分の5倍、力をアップさせる。

 自身と関係する友人を、仲間に入れることが出来る。

 突然クリア。 

 等身大の大きさまでなら、武器を1つ持てる。

 プレイヤーキャラの大きさを、3倍大きく出来る。

 つまり、水戸さんは、この魔界街を攻略するため、援助となるものを1つ選ばないといけない。ゲームに一番最適なオプションとは……水戸さんは考えた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ