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『ま゜』

第8章 ドラゴンキングとの戦い

 都合上の省略の間に、いろんなことがあって手に入れたアイテム、「ルーの鏡」。

 それは、伝説の防具、トロの盾のありかを、教えてくれるという。

 さっそく、わわわわが聞いてみる。

「ルーの鏡よ、教えてくれ。トロの盾はどこにある」

「それは、サウスにあるポイズン沼の、一番レフトから入って、イーストにエイト歩進んだら、そこからウェストにスリー歩進んだらあるぜぃ」

「なら、東に5歩でいいじゃん」

 敵に遭遇しながらも、その毒沼へと向かう。

 音子が毒沼に入っていく。ゲームキャラではないため、まったくダメージは受けなかった。

「あったよ」と音子が、盾を持ってくる。

「ありがとうございます。後はドラゴンキングの城にある、トロの剣を手に入れれば、戦えます」

 わわわわは、トロの盾を装備した。また、いろんな都合上の省略で、いつの間にか手に入れたトロの鎧
と合わせ、あと1つ手に入れれば最強の装備となる。

「じゃあ、早いとこ取りに行こうよ」

「いや、待ってください。いくらなんでもドラゴンキングの城に行くのは、レベル上、まだ早すぎます」

「なに言ってんのよ。さっきみたいに、鉛スライム見付けてさ、私が逃げないように掴まえてる間になんとか打撃与えて倒して、たくさん経験値もらえばすぐ強くなるわよ」

「いや、音子さん、確かにそうですが、あの、なんか、いろいろスムーズに起こりすぎて、旅をしてるような気がしないんですが……」

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