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不器用同士

第100章 最後のステージ

本日2回目のビンタ…
痛てーな…

「…ビンタは無いだろ」
「あるよ!!何でこっちに来たの!!入ったら抜けられないんだよ!?」
「何勘違いしてんの?」
「…え…?」
「俺は響の笑顔が見たいだけ。戦うなんて一言も言ってない」
「っっ!?…だけど」
「俺エアガンしか使えねーから戦力にならねーよw」
「でも…ダメだよ…こっちに来ちゃダメだよ…」
「ま、何とかなるだろ」
「そんなに簡単に済まないよ!!…師匠はっ…っ…」
「また蘭にビンタされるから泣かないでくれよ…」
「え…ビンタされたの…?」
「マジ痛かった…」
「蘭!!どこ!?」
「いやぁー…私だいぶ怒っちゃったからねぇw」

響は蘭の所に走って行った

「小野…本当にいいのかよ」
「いいんだよw俺は響と一緒にいたいからな」
「それだけで響蘭の仕事に入るのかよ…」
「ああ。それだけ」
「…あーあ…こりゃ絶対勝てねーわ…」
「は?」
「小野は俺達が姐さんを想うのと次元が違う」
「当たり前だw人生初で好きになった女だからな」
「人生初!?」
「え?」
「お前高3で初恋!?」
「いや…」
「いつからだ?」
「やっぱ言わねー」
「はぁ!?教えるまで姐さんと会わせねー!!」
「はぁ!?おいどけよ!!」
「じゃあ教えろ!!」
「…だよ…」
「ん?」
「…一目惚れ…だよ…」
「「…はぁ!?」」
「一目惚れって事は中1!?」
「…自覚無かっただけ…」
「え!?ちょっと待ってその時姐さん男嫌いで今と真逆の性格だったんだよな!?」
「知らねーけど…阿部が…響の事好きな奴が何か指摘してきて…」
「マジかよw」
「…笑うなよ💢」
「え、だって初恋が一目惚れで?両思いで付き合って童貞卒業?少女漫画かよwww」
「童貞卒業は少女漫画には無いぞ」
「あ、そっかwでも一目惚れとかキャラに合わねーなwww」

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