テキストサイズ

不器用同士

第103章 取材の嵐

「え…」
「私っ…いっぱい支えてもらってるのにっ…全然変われてない…っ…全部私が悪いの!!…忘れられないのは私がっ…全部悪いから…私はやっぱ捨てられるような人間なんだよ…」
「捨てられてないだろ!!」
「聖だって私の事捨てるよ…だって響は悪い子だもん…響は無能だもん…響は何もできないもん…ふふっ…やっぱ夢見なければよかった…響はね?何もできないから親にも捨てられるの。初めて好きになったと錯覚した人に捨てられるの。響、人の役にたったことないの」

響が…壊れた…

「響今度はできるようになろうと思ったんだーwだけどやっぱ響は何もできないのw」
「響…壊れないでくれ…」
「響壊れてる?響はね?誰よりもずっと脆いのwだから産業廃棄物になるの」
「響…響…やめろ…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ