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不器用同士

第105章 サイン会

と、送ったつもりだ

[何でキスしないの?]
〈んな物お前が気にする事じゃねーだろ〉
[興味本位?w]

あ、無理だ

〈死ね〉
[酷いねwだけどさ、相当なバカップル具合なのにキスしないんだ]
〈怖いから〉
[怖い?]
〈響は無理する癖あるからもしかしたら俺もダメなのかもしれない。それで響の許可無しにキスなんてしてみろ。今以上に壊れるぞ〉
[軽い気持ちで聞いてごめんね]
〈別に。これは俺の問題だし〉
[じゃあ最後にこれだけ。もし響ちゃんが聖くんだけ本当に大丈夫だった場合、聖くんは響ちゃんにキスしたい?w]
〈は?💢普通にしたいけど💢〉
[あ、したいんだ…]
〈くだらねー事聞くな。とにかく響に何かあったら頼む〉
[了解]

はぁ…
とりあえず1つ安心材料ができたな…

ピロリン

ん?
響か?

「聖」
「どうした?」
「風雅来るってw」
「そうか…見られたくねー…」
「ま、風雅だから上手くやってくれるってw」
「…だといいな…」

今回もまーた蘭にメイク室にぶち込まれてワックスだのメイクだのされた…
響もめちゃくちゃにされたようで…

「はぁ…」
「なんつー顔してんだよ…」
「聖も人の事言えないよ?」
「だって蘭が…」
「「はぁ…」」
「ほら早く切り替えなよw」
「「はーい…」」

とは言ってもどうやって切り替えるのか…
俺は1つしか答えを見つけられなかった
うん、これしかない(  ˙-˙  )

「響」
「ん?…んぅ!?///」

そう
キスしかないよなw

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