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「響っ!?…そいつに薬入れたね…!?」
「ええ。少々戦闘本能を出してみました」
「クソ野郎だな…」

カイ兄に薬…？
シャブ使ったの…!?

「響!!大丈夫か!?」
「…ひじりっ…何で来たんだよ…っあ"…」
「響が心配だし、とりあえず俺が代わりするからビッチの所行って休んでろ」

ビッチ…
それより何で聖くんも!?

「聖を…はぁ…闘わせるわけないでしょ…っ…」
「…蘭、指示くれ」
「…受け身の練習した？」
「一応な」
「…無理しないでよ？」
「ああw」

蘭side

小野くんの2回目の戦闘でタイラントか…
受け身も微妙っぽいし私が頑張らないとね

「小野くん、Cで行く」
「了解」

『C』とは前衛が防御、後衛が攻撃という射撃担当がいる場合に使われる戦法
小野くんに戦法教えておいてよかった

「たぁっ!!」
「…ん？」

バシンッ!!

「っっ!?…はぁ…やーばいなー…今までで1番強敵だよw」
「しょーがねーな…Dで行くけどいいよな？」
「っっ!?小野くんが前衛なんてダメだ!!」
「3分で治せよ？」

なるほどね…
休憩タイムかw

聖side

蘭を休ませるための3分俺が頑張らねーと

パンパンッ!!

「…ん？」

マジか…
痛覚鈍らせてるってキツいな…

「お…父さん…相田高校に…神崎組来て…私も響も負傷…今小野くんが頑張ってる…お願い…来て…」

神代さん呼んでくれたのか
蘭のダメージ大きいな…
集中しねーと
どこを撃てばいいんだ…？
とりあえず服で隠れてない所か…

パンパンパンパンパンパンッ!!

「…」

無反応かよ…っ
同じ所撃つしかねーな…
どこを撃てばいいんだ…
…喉…？
行くしかねーわ…

パンパンパンパンッ!!

「っ…？」

反応した…!!

「聖っ…3分経った…交代…」
「俺の中の3分じゃねーから断る」
「代わりなさいよ!!」
「怪我してるなら休んでろ!!」
「だからって聖を1人で」
「黙って寝てろ!!」
「っっ…怪我しないでよね」
「ああw」

弾を何回装填しただろう…
それくらいずっと撃ってた