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オナ指示カフェ~あなたのサポート、致します~

第1章 No.0~出会い~

「「いらっしゃいませー」」

複数人の男性の声が聞こえた。

店の中は、"cafe"と書かれていた割には、コーヒーのような香りはしなかった。


代わりに、甘い香りが店内を漂っていた。
気分が落ち着く香りだ。


先ほどの声の主を探したが、目視できるのは、あなたを中へ誘導した彼と、バーカウンターで手元が隠れているが、何か作業をしている茶髪の青年だけだった。

他の人間は奥にいるのだろう。

促されるままにカウンターへ座った。


「おや、初めましての人かな?僕はカイト、よろしくねっ」

カウンターにいた茶髪の青年…カイトと名乗った彼が、気さくに挨拶をした。

「あの…、ここは?」

「ここは、piacereというカフェですよ。…申し遅れました、わたくしは、リュウと申します」

どうぞ、と言って飲み物を出してくれた。

「ま、カフェって言っても、普通のカフェじゃないんだけどねぇ?」

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