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愛し方

第9章 11.23

『ありがと、もういいよ。』


「少しはほぐれた?」


『うん。お前のか弱い力でも効果はあるんだな。』


「一言余計。」


『ごめんごめん。笑』


「お風呂はいってきな、疲れたでしょ」



『そうしよっかな。お前はもう入ったの?』



「うんっ。」



『そ。じゃあ入って来る』



そう言って彼はお風呂に入っていった



その間に私はご飯の支度をした


彼も上がってきていつもと同じようにご飯を食べてゆっくり時間を過ごした


「あんまり頑張りすぎないようにね。」



『いきなり、なんで?笑』



「肩もみの時、すごい凝ってたから。」



『手ちっちぇし女で力弱いからそう思っただけだよ。別にそんなこってねえから大丈夫。気にしてたの?笑 』


「ちょっとね。」


『そっか、大丈夫だから気にすんな。』


「うんっ。でもほんと無理しすぎない程度にね」


『お前に飯食わしてやんないといけねえから。』



「ふふっ、なにそれ。笑 」



『俺もお前とちゃんとした生活送りたいから頑張るだけ。お前もご飯とかたまには手抜きでいいかんな。楽できるときは楽しろよ?』


私がいくら気遣った言葉をかけてもそれの何倍以上もの優しくて愛のある言葉をかけてくれる彼は私の宝物。



想像もできないくらい懐の深いヒトなんだと感じた11月23日の夜だった

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