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本気になんかならない

第13章 争奪戦

授業が終わり部活に出ても、
背後の弦音(矢が放たれた時の弦の音)がすっごく気になって。

あ、これは誰かさん、
あ、これ!宮石君!

見ないでそんなことわかるなんて私、
実はすっごいのでは?

って自画自賛。


振りむいて弓道場に注目して

あ、宮石君、
あと1矢…

これがあたったら私、告白しよう

って決めた。

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