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本気になんかならない

第14章 夕ごはん

彼にお茶の入ったグラスを渡し
私は彼のすぐとなりに腰をおろし

くいっとグラスを傾ける彼を見つめて

ど、どうしようかしら??

えーっと


ここは、ボディタッチがいいかなぁ?
そして、”ねぇっ…”てキスを迫る。

よし!

私が彼の腕に触れようと

手を…、手をね…「ねぇ…」って、、


触れようとしたのに、

まるで私から逃げるかのように
反対方向に身体を動かした和波君

手をのばし
自分のカバンを開けはじめる。

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