テキストサイズ

本気になんかならない

第26章 趣味:和歌

つぎの日は学祭最終日。
片付けに取りかかろうと
俺は午後にサークル部屋を覗く。

あいかわらず誰もいない部屋。

だけど俺のいないあいだに来てたりして?とか
軽く思った俺は、入口横に無造作に開く
芳名帳をめくってみた。

パラパラと紙を流してわかる。
けっこう、来てくれてるもんなんだな。

昨日の部長のあとからも
何ページも続いてる。


えーっと、北里、北里。。

。。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ