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本気になんかならない

第1章 子守り

「ハニィ?」

呼んでみた。

だけど、そのコは聞く耳持たず。
そりゃそうか、
見ず知らずの男に抱かれてんだもんな
と思っていたら。

ピタッと止んだ。

そして、俺をじっと見つめる。

よどみのない無垢な瞳。
うっ、…可愛いじゃないか。

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