テキストサイズ

本気になんかならない

第33章 告白

あたたかなベッドの上、
真冬午後のひだまりに座る、一糸まとわぬ彼女。
短いうぶ毛が白く光って、
触れるのを一瞬ためらった。

「すごくキレイ」

汚さないよう、そっと指で撫で
だけど、たまらず吸いついて

「や…、見ないで。
私、もう若くないし…胸だってもう、、」

「こーら。俺の好きな北里のこと悪く言うの、
ゆるさないから」

両手で隠しだす北里を、そのままに抱きしめる。

「和君たら…」

「北里は可愛いよ。すっごく可愛い」

そのうちに彼女も俺の背中に両腕をまわしてくれる。
俺は、彼女を押したおす。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ