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本気になんかならない

第34章 & # 9 8 2 5 ;

疑う余地なく彼女からのメールだろうと、俺の指はコードをあわせて本文を開く。

『和君へ。今日はステキなクリスマスをありがとう。
帰りはバタバタしちゃってごめんね。家に帰ると、やっぱり会いたくなっちゃって。短い時間しかとれないんだけど、会えるとしたらいつですか?では、いい夢を。』

『今日は和君にもらったリュックでお出かけしたよ。紗波もすっごく喜んで、ぬいぐるみ詰めてせおってるの!画像送るねー。』

『和君、こんにちは。メール見てますか?連絡ちょうだいね?』

『和君、元気?今日、和君の職場に行ってみたのだけど、おやすみだったみたい。』

『おはよう、和君。年明けのお昼頃に、図書館に行くんだけど会えないかな?』



『こんばんは。お忙しいところすみません。
もしかして、このメールは和君には届いていないのでしょうか?
当方、怪しい者じゃありませんので、違うなら"間違ってるよ"と教えていただけるとありがたく存じます。お手数おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。』

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