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本気になんかならない

第37章 余波

そして産休に入った私、赤ちゃんを迎える準備をポロポロとして、掃除の途中。
タンスと壁のすきまに何かあると、手をのばす。

あれ?
これって、年内に提出する書類。
カバンの中身をばらまかれたときに落ちたのかも。

まずは気づいてよかったと、さっそく私は学校へ。

その帰り、「これから帰り?」って、私を呼びとめたのは。
ほかでもない、和君だった。

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