テキストサイズ

本気になんかならない

第6章 最後の夜

「好きだよ、北里」

ほら、俺だって
心を通さなくたって、簡単に口にできる。

「愛してる、北里」

ほら、簡単だ……。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ